歌唱法の独特さにおいて桑田佳祐さんは一番

サザンオールスターズで昔から活躍してきた桑田佳祐さんですが、その歌唱法は独特との定評がありますよね。しわがれ声が強調されているというか、普通ではなかなか出せない歌い方です。それに加え、曲によっては早口で何と言っているのか聞き取れず、歌詞がわかりにくいというのも大きな特徴ですね。実はそれが発端で音楽番組における歌詞テロップが普及したようで、桑田佳祐さんは業界の歴史をつくった人とも言えるでしょう。

その日本ではそれまでになかった歌唱法についてですが、実は自然に出したものではありません。つまり、桑田さん生来の声からそういう歌い方になったわけではないことですね。というのも、それは桑田さんが憧れるミュージシャンを真似したからであって、どちらかと言えば無理やりに近い形で出しているのです。しかし、無理やりあの声を出していると当然負担の掛かり方もすごいので、徐々に自然な歌唱法へと変わっています。

桑田さんは前川清、ボブ・ディラン、エリック・クラプトンに大きな影響を受けており、自身もそういった人たちにより近い声で歌いたいという思いがあったそうですね。その結果行った方法とは、アルコール度数の強いお酒で喉を洗ったり、声がかすれるまで大声を出し続けるなど、喉にとても負担のかかることを片っ端からするというものでした。しわがれ声を出すための特訓とはいえ、相当ハードなことをしていたことがわかりますね。実際にその特訓は功を奏し、喉の健康を気遣って控えるようになるまでは、強いしわがれ声が特徴的な歌唱法を続けていたのです。このプロフェッショナル精神は誰にでも真似できるものではもちろんありませんよね。

そもそも桑田さんの楽曲はセクシー系で早口のイメージでした。それにぴったり合う声となると、やはりセクシーなしわがれ声でなくてはならなかったのだと思います。もともと世界的なロックミュージシャンのボーカルはしわがれ声で人気を確立していたこともあり、日本でもロックを歌うならそういう声でなくてはという意識があったのでしょうね。実際、その独特の歌唱法は聞き取りにくいという面もあったものの、日本語でもロックの歌詞に合うということを証明したと言っていいでしょう。ただ、やはり喉に負担をかけていることは間違いないようで、その健康状態が不安視されています。もっとも今は無理のない歌い方にしているようなので、初期の頃と比べれば安心だと思いますね。

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